◆プレス点字のデータについて
◆製作用イラストレーターデータを送って頂ける場合のお願い
◆製作用データをご用意できない場合
◆墨字データのカラーについて
◆素材についてのお願い
◆工法・大きさ・サイズ・形状についてのお願い
◆イラストレータでのJIS規格に準拠した点字アウトラインファイル製作も承ります
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加工法・大きさ・加工面積・形状についてのお願い 加工法について 当社ではプレス、もしくは透明UV樹脂の印字による製作となります。
プレス点字
プレス点字の主なメリットは耐久性です。問題点は、工法上都合によりどうしても厚い板にはプレスできないことと、ラインやピクトが描けないので案内図に不向きなことです。詳しくは「当社の点字製品のこだわり」で特徴を説明してありますのでご参照ください。
UV樹脂点字
上の写真は実寸よりもかなり拡大してあります。その為に画像が実物より酷く粗く見えます(特に下写真のインクジェット部分)。
UV樹脂点字の主なメリットは透明なラインやピクトが描けることです。そのため案内図はほとんどがUV樹脂製です。詳しくは「当社の点字製品のこだわり」で特徴を説明してありますのでご参照ください。簡単に問題点を挙げますと、一般的なUV樹脂の場合は点字が板材にくっついているだけですから耐久性に問題が生じる例が多いと思います。例えば、雨があたる場所では劣化が早いです。なにかと衝撃が多い手すり用にも不向きだと思います。
当社のUV樹脂点字は一般的なUV樹脂より強靱に固着します(比較確認済)。それには特殊な設備とノウハウが必要で、他社には非常に困難な工法と考えております。耐久性に心配な方や、屋外設置予定でどうしてもUV樹脂点字を表記したい場合はご相談ください。その他、ピン打ち工法での点字は、公共では諸事情により採用例が非常に少ないと思います。製作については対応可能ですのでご相談ください。ただし、できることが限られ、若干ハイコストになり、また納期も長くかかりますのでご留意ください。
大きさについて
点字の大きさ・形状はプレスもUVもルールが定められていますので、自由勝手なサイズで打つことはできません。目の不自由な方が指で触って読む物なので、大きさ・形状は一定の範囲内にいつも決まっていないと読みづらくクレームになります。
詳しくは「点字のサイズ」で説明してありますのでご参照ください。
加工面積について
加工面積は機械設備の都合により上限があります。プレスではNC機械の可動範囲、またUV樹脂の印字ではシルク版およびUV硬化装置の寸法、などによりそれぞれ物理的な面積=製作可能サイズの限度というものが決まってしまいます。
そのため極端に大きな面に対する加工は不可能な場合があります。具体例を挙げますと、570mm x 600mmを越える大きさの場合、不可能になる場合があります。(※1)反対に、小さすぎる面に対する加工も点字の大きさにより限度があります。最近こちらの問題ケースも増えておりますが、点字は多くの方のご想像以上に面積を必要としますので、狭いサイズの時はご注意ください。
詳しくは「点字表示の必要最小スペース」で説明してありますのでご参照ください。※1 大きさについては570mm x 600mmを一部越えても可能な場合がありますので、可能な大きさかどうかご相談ください。
形状について
平面ではない形状への加工は不可能です。例えどんなになだらかでも球面への加工はできませんのでご注意ください。(※2)
※2 例えば手すり用標示板なども点字加工時は平面素材に施工し、加工後に手すりに沿って曲げて取り付けます。つまり平面ではない形状への点字を施す場合は、対象の形状に曲げられる別素材への加工と貼り付け等で対処できる場合がございますので、ご相談ください。
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JIS規格に準拠した点字アウトラインファイル(イラストレータ)製作も承ります JIS準拠の点訳ファイル製作も承りますのでご相談ください。
お渡しファイルはイラストレータでアウトラインをかけた状態でご提供します(.ai .pdf .eps)。
バージョンは8〜10となりますが、CS以降でも何ら問題なく利用できるはずです。
点訳して欲しい日本語文章をメールでお送りください。条件等も詳しくご説明ください。万一、製作不可能もしくは点字として不適な場合はお知らせします。点訳ファイル製作は有料となります。ただし案内板など製品として総製作依頼があった場合は、その点訳代は請求しておりません。
また、常識範囲内(1〜3回程度)のやり直しの追加料金は頂きません。【点訳ファイル製作】
いわゆるイラストレータ版下製作と同様の作業です。料金は文字数などにより異なりますのでお問い合わせください。【点字も含め、製品として総製作】
点字以外にラインやピクトデータ、墨字データ等を組み合わせた案内図の版下を製作します。点訳には専門知識と経験が必要です。その意味でノウハウ豊富な当社がお手伝いできる事があるでしょう。率直に言えば、点字には点字ならではの表現条件が存在します。例えば点字にもJIS規格があります。JIS準拠で表示する点字は大きさ・ピッチ等の決まり事があるため、ちょっとした日本語文章でも思いのほか長い点字になってしまうこともよくあります。このため意図しない点字スペースの不足というお悩みに直面することも多いはずです。点字表示板の企画段階でわかっていれば対応できるかと思います。
一方、数字のみあるいは単語のみといった極めて簡潔な内容で校正までは必要としない点字表記の場合(例えば、あける/しめる、のぼり/くだり、1かい/2かい、いりぐち/でくち、など)は、この点訳によりすぐに製作工程に移ることができるでしょう。また、日本点字図書館に校正を依頼した版下製作もできますが、その場合校正料が発生します。
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